逃げる人生

<逃げる人生>


好きで始めたバドミントンで勝ってた相手に負けるようになるとバドミントンを辞めてしまう子がいる。
勝ってた相手に負けるということは自分に与えられている大切な試練であり学びなんです。
有難い学びの場なんです。
だから、この試練を乗り越える事でまたひとつ成長できるのに、ここで辞めてしまっては成長出来るどころか、バドミントンを辞めて次のものを始めてもまた同じようなことが起こって辞めてしまう人生になる。
何故ならどんなに好きで始めても勝ち続ける事は絶対にあり得ないのです。逆に負け続けることもあり得ないのです。
試練を乗り越えてまた次の試練を乗り越えてこそ大きな成長になれる。
ここで大切なことがどんな言葉をかけるかだ!
子供が辞めたいと言ってきた時に、年度末までやり切りなさい!とか、この目標までいけたなら辞めて良いとか!
中途半端で辞めるなら次の習い事はない!とか
継続させていればそのうち乗り越えている。
苦しいのはほんとひとときで続けていたら必ず光はさしてくる。
ここで親の進化が問われるのだ!
可哀そうになって子供の言いなりになって、辞めさせてしまったら世の中に出た時に、この仕事は向いてないとか、嫌いとか嫌な事を乗り越えられない子になってしまう。
スポーツはそんな精神を鍛える場なんです。
子供の人生がより良いものになるために挫折を味わせその挫折を乗り越えさせられると良いですね!
子供の頃の挫折なんて大したことはないんです。しかし大人になってからの挫折は大きなもので立ち直れないことが多い!
挫折は子供の頃にするのがもっとも良いと私は考えます。
子供が辛そうにしている事は可哀そうだけど、そこはぐっとこらえて継続させる言葉を見つけて下さい。

2022年09月30日