ドラマの子役

〈ドラマの子役〉


ドラマには必ず子役の活躍が目に光る。自由自在に泣いたり、感情豊かに表現したりしている、そんな子役に対していつも思うことはなんと子役の演技の素晴らしい事と。
この子役達は現場で怒られる事なく厳しい言葉もなく優しくされてきているのでしょうか?
決してそうでは無いと思います。
坂上忍の子役レッスンを見たことがありますが、その練習場面では大声で「泣け~」と怒鳴られていました。
オーディションを受けて落ちて、受かったと思ったら何度もやり直しだったり、朝早くだったり怒鳴られたり怒られたり厳しい環境だと思います。
何故なら世に出す作品を作る為にプロとして子供であってもプロとしての演技を求められるのですから妥協は許されない。
厳しい環境で育った人はどこでも頑張れるのです。
世の中は優しくという風潮になっていますが、それを真に受けている人はダメ人間になっている。
そんな世の中でも厳しい環境で頑張っている人は子供といえど立派に世の中で戦っています。
優しい環境でしか生きていけない人はちょっと厳しいだけですぐに根を上げてしまう。
どこに行っても役に立たない人に育ってしまうのです。
私の経験してきた環境ほど苦しい厳しい所はありません。
だから、どこであっても何とか乗り越えていけます。
厳しい環境であればあるほどそれを乗り越えるのは大変ではありますが、それを乗り越えたら鬼に金棒です。
だから、ライオンの親のように我が子を谷底に突き落とす勇気と覚悟を持って欲しいと願っています。

2023年05月12日